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【文春砲】「先輩にやられたと涙ぐんで…」広陵野球部・集団暴行で右半身麻痺の被害者兄、同級生の新証言「Aはイジメのターゲットにされていた」

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茹だるような残暑が続く甲子園で、決勝進出をかけ、準決勝2試合が行われた8月21日。暴力禍に揺れる広島県の広陵高校は、硬式野球部監督の中井哲之氏(63)、その長男で野球部長の中井惇一氏(30)の離任を発表した。

(中略)

同校の部内暴力の根は深い。「週刊文春」でも、2015年に入学したAさんが「あの頃から何も変わっていないことにショックを受けた」として、過去の凄惨な体験を告白した。
2016年2月、Aさんは直前に被害を受けた部内暴力を機に、広陵を転校。
この件は当時も表面化し、広陵は高野連から「対外試合禁止1カ月」の処分を受けている。
Aさんはその約5カ月前の15年9月にも上級生から激しい集団暴行に遭い、一時、右半身麻痺に陥ったと証言。Aさんは病室を見舞った中井氏に言いくるめられ、この暴行事案は本人の不注意による事故として処理されたという。

広陵側は、15年9月の件に関して「A氏が集団暴行に遭った事実はなく、部室の鉄製のドアで頭を打った偶発的な事故」と完全否定し、「週刊文春」の取材に対する回答も公開した。
だが今回、Aさんと同期だった野球部OBの1人が、新たに口を開く。

「表向きはドアに頭を打った事故になっていました」

「Aは特定の上級生からイジメのターゲットにされていました。退院して車椅子姿で寮に戻ってきた時、『本当は●●さんにシバかれた』とは聞いていました。部員はみな、Aが先輩にやられたという認識を持っていたと思います。
でも、表向きはドアに頭を打った事故になっていましたし、中井監督も『Aは大袈裟や』と言っていましたから、被害者のAの方が部内での立場が弱くなっていました」

さらに、病室で弟の苦悩を見抜いたAさんの実兄も、こう証言する。

「確かに弟は、当初『ドアにぶつかった』と話していました。でも、単なる事故には思えなかった。同じ高校野球を経験した身として、新チームになったばかりの時期で、広陵で野球を続けたいと思っている弟が、真相を隠したい気持ちも理解できる。2人きりになった時、何気なく『本当は何があった?』と聞いてみたんです。すると弟はようやく、『先輩からやられた』と話してくれた。時折、涙ぐんでいたのを覚えています

※詳しくは下記リンクより
https://bunshun.jp/articles/-/81641

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