アルファルファモザイク
【悲報】アニメグッズが大量売れ残りで1400万円の損失を出し店長が解雇…不当だと訴えた裁判で解雇無効の判決が出る
*要約すると*
古書店チェーンで店長を務めていた30代女性が、自身の企画したアニメグッズの販売で損失約1400万円を出し、「独断で損害を与えた」として会社から解雇された事件。
彼女は東京の店舗で20人のスタッフをまとめる管理職だったが、プレッシャーや過重労働に悩みながら業務をこなしていた。
問題の企画は社内会議と社内決裁を経て了承されたものの、本来予定されていた「受注生産」ではなく、在庫を抱える契約形式に店長が変更。会社はその判断を独断とし、「内容を隠していた」として責任を追及した。
グッズの大量在庫が売れ残ったことを受け、社長が激怒し臨時会議の開催が決定。追い詰められた店長は、会議の前日に大量の睡眠薬を服用して緊急搬送され、その後休職に入った。
会社は2020年に「重大な契約違反」として解雇を通知。これに対し女性は「会社も契約形式の変更を認識していた」として提訴。
裁判では、ゴム印による契約書の作成や、社判使用ルールの周知不足も争点となり、2023年の東京地裁判決は「一定の問題はあるが、隠蔽の意図は認められず、解雇は重すぎる」と判断。処分を無効とし、その後高裁で和解が成立した。
店長は「自分が頑張れば」との思いで業務を抱え込み、社内での評価は高かったが、役職による心理的・肉体的負担により心身をすり減らしていた。
管理職に求められる責任とサポート体制の不備、そして無理な自己犠牲が招いたこの事件は、企業の人材運用の在り方にも警鐘を鳴らしている。
※詳しくは下記リンクより
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bc55ba7f3e718a9d6348a6e07639320416cb42b?page=1